ウダプッセラワ

ダプッセラワ(ウダプセラワ、Uda Pussallawa)はスリランカ・セイロン島中央山脈沿いの南部に位置する地域で産出されるハイグロウンティーです。
有名なヌワラエリヤに近く、以前はヌワラエリヤとして出荷していましたが、2000年頃から独立した産地名ウダプッセラワを冠して出荷されるようになりました。ヌワラエリヤは非常に広大な地域に広範囲に茶園が広がるため境界線は曖昧ですが、ウダプッセラワの村落の中心地はヌワラエリヤの目と鼻の先にあり、近隣のウヴァやキャンディーからは非常に遠い地理関係にあります。

この産地の特色はクォリティーシーズンが2~3月、6~8月の年2回と珍しい産地になっていることです。主にブロークンタイプが生産されていますが、フルリーフタイプもあります。水色は濃いオレンジ色。ヌワラエリヤの爽やかさと、ウヴァ独特の渋みを併せ持った茶葉です。多くはBOPで作られます。