シレット

レット(シルヘット、Sylhet)はバングラディシュ東北部、シレット管区シレット県で生産される紅茶です。
1860~1870年代からイギリス人入植者によって生産が開始された紅茶で、イギリス統治時代はインド・アッサム州に属していました。
国境を挟んでアッサムに隣接する土地柄、現在も茶栽培が活発に行われており、茶園は大小400以上あり無農薬や有機栽培による栽培も行われています。

ォリティーシーズンは5~6月。茶摘みは4月~12月まで繰り返し行われますが、この時期が最もよい茶葉が産出されます。
フルリーフ、ブロークン、CTCと様々な等級が生産されていますが、ほとんどがブロークンやCTCに加工されてブレンド用に使われています。
ごく一部の良質な茶葉はフルリーフタイプで生産されていますが出荷量は少なく、更に大部分がヨーロッパへと出荷されるため、日本国内での入手は非常に困難、かつ高価になっています。ヨーロッパでも一部の大手メーカーによる独占状態にあるため、銘柄単体で市場に出回る事は稀です。

色は明るい澄んだオレンジ色。蒸らし時間は4~10分と長い。
タンニンが少なく渋みが抑えられているため、アイスティーにも向いています。
希少性が高く高価ですが、特徴に欠けるため今後の品種改良に期待されます。しかし流通上の問題からあまり進んでいないのが現状です。
価格に見合った茶葉を手に入れることは難しく、アッサムやダージリンと比較すると美味しさやお買い得感に欠けるのが難点です。

ちなみにケニア・シレット茶園とは全く別物。