ジャワ

ャワ(Java)はインドネシア・ジャワ島西部地域の都市、バンドンからボゴールにかけての高地で生産されるお茶です。
1600年代初頭、オランダ東インド会社によりスマトラ島と共に大規模に紅茶生産が行われました。
日本では大塚食品の紅茶飲料「ジャワティー」でお馴染みで、発売以来30年来のベストセラー商品になっています。

みは控えめでクセがなく、比較的セイロンティーに似た飲みやすい紅茶です。増量用やブレンド用などにも多く使われています。
刺激的な渋みが特徴のパプアニューギニアの紅茶とは対照的。
現地ではテポチと呼ばれるジャスミンの香りをつけたジャスミンティーもよく飲まれ、砂糖を沢山いれた甘いお茶を好んで飲まれています。

1300m以上の高地で栽培され、一年を通して安定して生産出荷されているため、品質も比較的安定しています。
季候が良く年間を通して良い茶葉を産出しますが、7~9月に最も良い茶葉が収穫されます。
紅茶はBOPなどのブロークンタイプでの生産が中心ですが、フルリーフタイプも生産されています。
紅茶以外にも白茶や緑茶も生産され、白茶は芯芽を使って球状のガンパウダー状に加工されます。