柚香紅茶_バナー

柚香紅茶

香紅茶(ゆこう-)は台湾東部の花蓮県瑞穂郷舞鶴村のみで生産される新しい紅茶です。
金萱種あるいは大葉種から作られた紅茶に、地域特産の柑橘類”文旦”の花で香り付けをした香茶(フレーバーティー)です。
この地域は柚香緑茶や柚香烏龍(柚子花烏龍)など文旦の花びらを使った自然のフレーバー茶の生産が盛んに行われており、それらの技術を応用して生まれたのがこの柚香紅茶です。文旦の花は毎年3月頃に2~3週間ほど開花し、1年に1度、その間にしか作れません。

香の方法は古典的なジャスミン茶と同じで、製茶された紅茶と文旦の花びらを交互に重ね合わせ、自然に着香させていきます。
できあがった紅茶には花びらは含まれません。また、着香に使われる文旦の花は無農薬有機栽培されたものが使われます。

2010年頃から試作生産が始められ、2013年から本格的に市場出荷されるようになりました。しかし、台湾原住民一族の姉妹が運営する三つの茶園のみでしか作られていないため生産量はごく微量。今後も大規模生産される可能性は少ないため、入手困難な紅茶の1つです。
なお、一部で「柚香蜜香紅茶」として日本国内で販売されていることがありますが、この紅茶はウンカを用いて生産される蜜香紅茶ではないため誤認と思われます。